大学生のうちからプログラマーとしてのスキルを身につけたい!
プログラマーって、どうやってなるの?
今から始めて本当に仕事につながる?
そんな疑問を抱えている大学生の方へ。
プログラマーとしてのキャリアパスや市場動向、就職方法に至るまで、必要な情報を徹底解説。
また、大学生がスキルを磨き、将来の選択肢を広げるために有効な学習法も紹介します。
この記事を読むことで、あなたの不安が解消され、明確なプランをもって成長の道を歩めるはずです!
Contents
プログラマーになるまでの道のり
段階を踏んで道を進めば、プログラマーとしてのキャリアがより確実なものとなります。
まずは、できることから始めて、未来の可能性を広げましょう!
プログラマーが向いているかチェック
プログラミングは奥が深い反面、楽しめるかどうかは人それぞれです。
初めに「プログラミングが好きか」を確認するためにも、少し触れてみるのがおすすめです。
プログラミングに時間をかけられるか、苦にならないかを見極めることが重要です。
興味があるからといって、必ずしも向いているとは限りません。
まずは、学習アプリや初心者向けの無料教材を利用し、少しでも触れてみて「続けられそうか」を確かめましょう。
目標を決める
目標が明確であればあるほど、効果的に学習を進められます。
プログラミングにおいて「どんなスキルを学ぶべきか」は、自分がどんな仕事をしたいかによって変わります。
例えば、Webエンジニアを目指すならHTMLやJavaScript、バックエンドの開発ならPythonやPHPなど、求められるスキルも異なります。
プログラマーのキャリアパスも解説しますので、将来なりたい姿に必要なスキルを逆算して計画を立てましょう。
必要なスキルを身に付ける
プログラマーとして活躍するには、次の4つのスキルが特に重要です。
プログラミングスキル
言語の知識とコードを書く技術が必須です。
まずは1つの言語を深く学び、徐々にスキルの幅を広げていきましょう。
情報収集スキル
プログラミングの世界は技術が日々進化しています。
新しい情報をキャッチし、適切な学習に活かせるかが成長のカギです。
問題解決スキル
エラーやバグに対処するために、冷静に問題を分解し、解決する能力が求められます。
コミュニケーションスキル
多くのプロジェクトはチームで進めます。
協力しながらプロジェクトを完成させる力も欠かせません。
スキルを証明できるものを準備
プログラマーとして就職する際には、スキルが証明できるものがあると有利です。
そのため、資格取得やポートフォリオの作成が大切です。
例えば、基本情報技術者資格は、プログラミング基礎知識を身につけた証として有効です。
また、実際にアプリやWebサイトを作成してポートフォリオを作ることで、スキルの証明にもなります。
資格と実績を揃えておくと、面接時のアピールポイントが増え、採用に結びつきやすくなります。
仕事に就く
プログラミングスキルを身につけたら、いよいよ仕事探しです。
仕事への就き方は以下のような選択肢があります。
IT企業に就職する
新卒としてIT企業に応募し、正社員として働く道です。
安定した職場で実務経験を積むことができます。
プログラミングスクール経由で就業する
プログラミングスクールを通じて学びながら、就業サポートを受ける方法です。
スクールによっては企業とのパイプが強いところもあり、未経験からでも実務経験を積むチャンスを得やすくなります。
インターンやアルバイトから正社員へ
インターンやアルバイトで実務を経験し、企業での評価を得てから正社員へ転向する方法も有効です。
フリーランスとして案件を獲得する
自分のペースで仕事を進めたいなら、フリーランスも一つの手です。
クラウドソーシングで案件を探し、実績を積んでいくことができます。
プログラマーの仕事内容
プログラマーへのなり方が分かったところで、プログラマーの主要な業務について説明します。
プログラマーの仕事は、単にコードを書くことだけではなく、システムやソフトウェアの計画から、実装・修正・最適化に至るまで、多岐にわたります。
詳細設計
プログラムの開発は、初めに設計図を作成することから始まります。
詳細設計とは、システム全体の機能や構成を細かく設計する工程です。
例えば、画面に表示される項目の配置、ボタンの動きやデータの流れなど、具体的な動作を決めていきます。
この段階で設計をしっかり行うことで、実装や後の修正がスムーズに進むのです。
プログラマーは仕様書や要件をもとに、具体的な動きをイメージしながらコードを書く準備を整えます。
新しい機能の実装
詳細設計が固まったら、いよいよ実際にプログラムを書き、新しい機能を実装していきます。
実装の際には、効率的かつバグが起こりにくいコードを書くことが求められます。
例えば、データを正確に処理するロジックや、ユーザーが操作しやすいインターフェースを作成することが重要です。
また、必要に応じてライブラリやフレームワークを活用し、効率的に開発を進めることも求められます。
テスト
実装が完了したら、システムが正しく動くかどうかをテストします。
テストにはさまざまな種類があり、単体テストや統合テスト、システムテストなどが含まれます。
単体テストでは、各機能が単独で正しく動作するかを確認し、統合テストでは、機能が連携して問題なく動くかを確認します。
このプロセスをしっかり行うことで、利用者にとって使いやすく、信頼性の高いシステムが完成します。
バグの修正
テストの過程で不具合(バグ)が発見された場合、プログラマーはバグを修正します。
バグの原因を突き止め、問題のあるコード部分を修正する作業は、プログラマーにとって重要なスキルです。
また、バグを修正することで、プログラムが安定して動作するようになります。
時にはバグの再発を防ぐために、コードの構造自体を見直すことも必要です。
リファクタリング
リファクタリングとは、既存のコードをより効率的で理解しやすいものに改善する作業です。
コード自体の動作は変えずに、読みやすさや保守性を高めるために整理します。
これにより、将来の機能追加やバグ修正が容易になり、コードの品質が向上します。
リファクタリングを定期的に行うことで、プロジェクト全体の生産性を保つことができるのです。
プログラマーの働き方
プログラマーの働き方には、正社員、契約社員、派遣社員、フリーランスといったさまざまな形態があります。
それぞれに特徴があり、ライフスタイルやキャリアの目標に合わせた選択が可能です。
それぞれの働き方の概要、月収・年収、メリット・デメリットについて解説します。
正社員
正社員は、企業に直接雇用され、安定した雇用契約が結ばれる働き方です。
主にフルタイムでの勤務となり、長期的な視点でスキルアップやキャリアを築くことが期待されます。
月収・年収
初任給の月収は約20万~30万円が相場で、年収は300万~600万円程度が一般的です。
経験を積むと年収1,000万円以上を目指すことも可能です。
メリット
- 安定した収入が得られ、福利厚生も充実している
- キャリアパスが明確で、社内でのスキルアップが期待できる
- 長期的に安定したキャリアを構築しやすい
デメリット
- 自由度が低く、決められた業務や時間に縛られる
- 配属や異動によっては、自分の希望と異なる業務に携わることもある
契約社員
契約社員は、企業との契約期間が決まっており、その期間内で業務に従事する働き方です。
契約満了後に更新や正社員登用の可能性もありますが、一定の不安定さが伴います。
月収・年収
月収は約25万~40万円程度で、年収換算で300万~500万円ほどが一般的です。
正社員よりもやや高めの給与設定がされることが多いですが、契約更新や賞与がない場合もあります。
メリット
- 比較的高い月収が得られる
- 自分のスキルを短期間で発揮し、次のキャリアに活かしやすい
- 労働条件の柔軟性がある場合も多い
デメリット
- 雇用が不安定で、契約満了後の見通しが不透明
- 福利厚生やキャリアアップの機会が少ない
派遣社員
派遣社員は、派遣会社に雇用され、派遣先企業での業務に従事する形態です。
プロジェクトごとに勤務地や業務内容が変わることが多く、短期的な案件も含まれます。
月収・年収
時給制が多く、月収は20万~35万円程度、年収は300万~450万円が一般的です。
勤務時間や案件に応じて変動します。
メリット
- 短期間でさまざまな現場や業務を経験でき、スキルの幅を広げやすい
- 勤務時間や勤務地が比較的柔軟で、ライフスタイルに合わせやすい
デメリット
- 安定性に欠け、契約が終了すると次の案件を探す必要がある
- 派遣先での責任範囲が限られ、深く関わる業務が難しい場合がある
フリーランス
フリーランスは、企業に所属せず、個人として契約を結び、プロジェクト単位で働く働き方です。
自由度が高く、自分のスキルや経験を活かした案件を選びながら働くことができます。
月収・年収
収入は案件やスキル、実績に依存し、月収は20万円から100万円以上まで幅広く、年収も300万~1,000万円以上を目指すことが可能です。
メリット
- 自由に仕事を選べるため、働く場所や時間を自分で決められる
- 実績次第で高収入が得られる可能性がある
- 幅広いプロジェクトを経験でき、スキルの向上が期待できる
デメリット
- 安定した収入が得にくく、案件の確保が難しい
- 福利厚生がなく、確定申告や税金の管理なども自己責任で行う必要がある
プログラマーのキャリアパス
プログラマーのキャリアパスは大きく「スペシャリスト」と「マネージャー」の2つに分かれ、それぞれ異なるスキルや役割が求められます。
どちらも魅力的なキャリアであり、自分の適性やキャリアの目標に応じた選択が重要です。
スペシャリスト
スペシャリストは、システムエンジニアやデータベースエンジニアなど、特定の分野で高度な専門知識や技術力を磨き、実際に手を動かして開発を行うエンジニアのことを指します。
このキャリアパスは、ものづくりが好きで新しい技術を追求したい人に向いています。
求められるスキル
- プログラミングスキル
専門分野に応じたプログラミング言語やフレームワークの知識が必須です。 - 開発経験
開発プロセスやシステム設計、テストなどに関する豊富な経験が求められます。 - 技術的な問題解決能力
複雑なシステムのエラーやバグに迅速に対応し、最適な解決策を見つけるスキルが必要です。
役立つ資格
- 基本情報技術者試験
IT業界全般の基礎知識を網羅する資格。 - 応用情報技術者試験
より高度な知識が求められるため、システムエンジニアやデータベースエンジニアにとって役立ちます。 - AWS認定ソリューションアーキテクト:クラウド関連のスキルがあるとキャリアの幅が広がります。
代表的なキャリアパス
- システムエンジニア(SE)
システム開発の上流工程を主に担当するエンジニア。
クライアントにヒアリングした内容をもとにシステムの要件定義や設計を行います。
また、下流工程の管理業務を担当します。 - アプリケーションエンジニア
スマートフォンなどで動作するアプリケーションや業務系アプリケーションの開発を行うエンジニア。 - Webエンジニア
Webアプリケーションの開発や運用を専門とするエンジニア。
フロントエンドエンジニアやサーバーサイドエンジニアなどに分類される場合があります。 - インフラエンジニア
ネットワークやサーバーといったインフラの設計、構築、運用、保守を担当するエンジニア。
特にベンチャー企業ではプログラマーがネットワークやサーバーの設定まで担当する機会が増えています。 - サーバーエンジニア
ITインフラの一つであるサーバーの構築や運用を専門とするエンジニアでインフラエンジニアの一種です。
物理的なサーバーの設置や結線も行います。近年ではクラウドサービス上のサーバーの構築も担当範囲となることが多いです。 - ネットワークエンジニア
ITインフラの一つのコンピューターネットワークの構築や運用に携わるエンジニアでインフラエンジニアの一種です。
現在のITシステムはネットワークでの接続を前提としているため今後も欠かせない職種です。 - セキュリティエンジニア
所属組織のITシステムやデジタルデータ、デジタル機器などIT資産を外部から守るエンジニアです。
ハード・ソフト両方のセキュリティ対策製品の選定、導入、ルールの策定、セキュリティ診断、従業員へのセキュリティ教育などが担当範囲になります。 - クラウドエンジニア
AWS、Azure、Google Cloudなどクラウドサービスを用いて業務上の課題を解決するエンジニア。
クラウド上にITインフラを構築・運用することが多くインフラエンジニアの一種です。クラウド化という業界の潮流にもマッチし需要が高く将来性もある職種です。 - データベースエンジニア
データベースの設計、構築、運用、保守を担当する職種です。
データベースと連携する機能の開発にデータベースに関する知識は必須です。 - データエンジニア
データサイエンスなどで利用するビッグデータのための基盤構築やデータの収集、加工などを行うエンジニア。データ活用の重要性は高まっており、DXの実現にも大きな役割を果たします。
データベース、クラウドサービスやETLツールなどに関する知識やスキルが求められます。 - AIエンジニア
AIそのものやAIを用いたアプリケーションの構築に携わるエンジニア。専門性の高い先端技術が求められるためあらゆる分野で需要が高く将来性も高いと注目されています。
AIやそのベースとなっている数学や統計学などに関する知見が必要となる職種です。 - 組み込みエンジニア
車載器や家電製品、産業用ロボットなどに搭載されるコンピューターの組み込みプログラムの開発を行うエンジニア。組み込みプログラムはアップデートが難しいため高品質が求められます。また、環境上の制限が大きくタイトなリソースで動作することが必要などの特徴があります。 - データサイエンティスト
業務システムのデータなどを集積し、統計学的な手法により分析することで知見を得て経営的な判断などを支援する職種です。他のエンジニア職種と異なり、データ分析によって有益な傾向や予測を得てビジネスの成功を図ることが主眼になります。
年収
年収は一般的に400万~800万円が相場ですが、スキルや実績に応じて1,000万円以上も可能です。
経験を積むことで収入が上がりやすい傾向にあります。
職種 | 平均年収 |
---|---|
アプリケーションエンジニア | 約624万円 |
Webエンジニア | 約622万円 |
インフラエンジニア | 約646万円 |
サーバーエンジニア | 約620万円 |
ネットワークエンジニア | 約600万円 |
セキュリティエンジニア | 約763万円 |
クラウドエンジニア | 約638万円 |
データベースエンジニア | 約678万円 |
データエンジニア | 約817万円 |
AIエンジニア | 約828万円 |
組み込みエンジニア | 約659万円 |
データサイエンティスト | 約890万円 |
マネージャー
マネージャー職には、プロジェクトリーダー・マネージャーやプロダクトマネージャー、ITコンサルタントなどがあげられます。
プロジェクトの進行管理やメンバーの育成、クライアントとのコミュニケーションを行い、全体の成功を導く役割です。
技術力に加えて、計画性やリーダーシップ、コミュニケーション力が求められます。
求められるスキル
- マネジメントスキル
プロジェクトの進行やリソース管理、課題解決能力が必要です。 - コミュニケーションスキル
クライアントやチームメンバーと円滑に協力し、問題解決や進捗報告ができるスキルが求められます。 - ビジネススキル
コスト管理や戦略立案など、ビジネス視点での判断力も必要です。
役立つ資格
- プロジェクトマネージャ試験
プロジェクトの計画から運営まで一貫して管理するスキルを証明する資格。 - PMP(Project Management Professional)
国際的に認知されたプロジェクト管理資格で、特に外資系やグローバル企業でのキャリアに有利です。 - ITILファンデーション
ITサービス管理に関するフレームワークの知識が求められるため、マネージャーとしての幅が広がります。
代表的なキャリアパス
- プロジェクトリーダー(PL)
プロジェクト全体の規模が大きい場合は数人のプロジェクトリーダー(チームリーダー)を立ててチームごとに管理していきます。規模や状況によっては他のエンジニアと同じく開発用務にも従事します。 - プロジェクトマネージャー(PM)
プロジェクトの責任者としてプロジェクト全体の管理を行います。設計・開発に携わることは少なくプロジェクトのステークホルダーとコミュニケーションをとりながら進捗管理など管理業務を行います。 - プロダクトマネージャー(PdM)
ITプロダクトの開発と運用において責任者になるポジションです。プロダクトの方向性を定め、開発とリリースのサイクルを管理し導く役割があります。
サービス運営の成功までが責務です。 - プロジェクトマネジメントオフィス(PMO)
システム開発プロジェクトにおけるプロジェクトマネジメント業務を専門的に行う組織または職種です。PMを補佐しプロジェクトを成功に導くポジションのためPMスキルが必要となります。 - ITコンサルタント
クライアントの経営戦略、経営課題をもとに、経営層に向けて情報システムを活用したIT戦略の計画、立案、提案、コンサルティングを行う職種です。提案が採用された場合、システム導入・運用のマネジメントを行う場合もあります。
年収
年収は500万~1,000万円以上が相場です。
管理するプロジェクトの規模や企業の業績に応じて年収が上がるため、責任に応じて高収入が得られる可能性があります。
職種 | 平均年収 |
---|---|
プロジェクトリーダー | 約662万円 |
プロジェクトマネージャー | 約855万円 |
プロダクトマネージャー | 約887万円 |
プロジェクトマネジメントオフィス | 約750万円 |
ITコンサルタント | 約896万円 |
プログラマーの就職市場
プログラマーの就職市場は近年、テクノロジーの進化やデジタルトランスフォーメーション(DX)の推進に伴い拡大傾向にあります。
IT業界の成長は加速し続けると見られ、多くの企業が優秀なプログラマーを求めています。
プログラマーとして就職市場での競争力を高めるには、これらの需要の高い言語を習得し、AIやクラウド、データ分析など成長が期待される分野でのスキルを身に付けることが重要です。
市場動向
DXの推進
多くの企業がデジタルトランスフォーメーションを進めており、業界を問わずITスキルを持った人材が必要とされています。
製造業やサービス業、金融業でもIT技術が重要視され、プログラマーが様々な分野で活躍できる機会が増えています。
リモートワークの普及
リモートワークが定着したことで、地理的な制約を受けにくくなり、リモートでの案件を受注できるフリーランスプログラマーの需要がさらに増える見込みです。
多くの企業がオンラインでのプロジェクト管理や遠隔作業に対応できる人材を求めています。
AIとデータサイエンス分野の拡大
人工知能(AI)やビッグデータ分析の分野も急速に成長しており、これらの技術に関連する知識を持つプログラマーは、将来性のあるキャリアパスが期待できます。
特にAI開発や機械学習、データ処理ができるプログラマーは優遇される傾向にあります。
需要の高いプログラミング言語
Python
PythonはAIやデータサイエンス、Web開発など様々な分野で使われる人気の高い言語です。
シンプルで習得しやすい特徴があり、特にAIやデータ分析において需要が増えています。
PHP
PHPはWebサイトやWebアプリケーションのバックエンド開発で広く使われる言語です。
特にWordPressやLaravelといったCMSやフレームワークに採用されており、Web制作やサーバーサイドの構築に強みがあります。
高速な開発が可能で、コストパフォーマンスの面でも企業や個人に人気です。
JavaScript
JavaScriptはWeb開発において欠かせない言語です。
特にフロントエンド開発や、ReactやVue.jsといったフレームワークを使うプロジェクトで求められています。さらに、
Node.jsを使用することでサーバーサイド開発も可能で、フルスタックエンジニアにとっては必須のスキルとされています。
Java
Javaは長年にわたって信頼されている言語で、金融業界や大規模システムの開発で多く使われています。
安定した性能と信頼性が求められるシステムには特に適しており、エンタープライズ分野での需要は依然として高いです。
SQL
データベース管理にはSQLの知識が不可欠です。
データを扱う多くの業界で求められ、AIやデータサイエンスの分野でも活躍できるスキルです。
データの保管や分析を効率よく行えるプログラマーは、企業からの需要が高まっています。
効率的な学習方法
プログラミングを効率よく学ぶためには、質の高いリソースと実践の場を活用することがポイントです。
プログラミングスクール
プログラミングスクールは、初心者から効率よくスキルを身に付けられる場所です。
専門の講師からの直接指導を受けることで、理解度を深めやすく、独学で挫折しがちな初学者にも適しています。
スクールでは、カリキュラムが体系的に組まれているため、必要な基礎知識から実践的なスキルまで段階的に習得可能です。
就職支援やインターン紹介などのサポートが付くスクールも多く、特に未経験からエンジニアへのキャリアを目指す人にはおすすめです。
大学生におすすめのプログラミングスクールはこちらの記事で紹介しています。
オンラインコース
オンラインコースは、場所や時間に縛られず学習できるのが特徴です。
UdemyやProgate、Codecademyなどのプラットフォームでは、基礎から応用まで幅広いコースが揃っており、必要な部分だけを学ぶことも可能です。
また、コースの価格が比較的安価で、自己ペースで進められるため、忙しい学生でも取り組みやすい点が魅力です。
自分のペースで学びつつ、質問機能などを活用してつまずきやすい部分を克服すると、効率よくスキルを磨けます。
コミュニティサイト
GitHubやStack Overflowといったコミュニティサイトは、エンジニア同士が知識を共有し合う場です。
これらのサイトに参加することで、現場で役立つ最新の技術情報やコーディングのコツを得られるほか、実際にプロジェクトに参画して経験を積む機会も得られます。
特に、GitHubではコードの管理方法や他のエンジニアの作業手法を学ぶことができ、実務を想定した経験を積めるため、スキル向上に非常に効果的です。
大学生が実績を積む方法
プログラミングを学ぶ大学生が実績を積むためには、実践経験と知識を証明する手段を活用することが重要です。
クラウドソーシング
クラウドソーシングは、在宅で気軽に取り組める実践経験として人気があります。
LancersやCrowdWorksなどのサイトで、企業や個人からの依頼を受けて実際にプログラムを作成する仕事を請け負うことができます。
クラウドソーシングでの仕事は短期のものが多いため、学生でも空き時間を利用して取り組めるのがメリットです。
プロジェクトごとに報酬が支払われるので、成果物と収入の両方を得られます。
経験を積むごとにスキルアップでき、実績として履歴書にも記載可能です。
バイト・インターン
プログラミングに関わるアルバイトやインターンは、業界での働き方を実体験できる貴重な機会です。
インターンでは実際のプロジェクトに参画し、業務の流れやチームでのコミュニケーション方法を学べます。
また、実務においてはタスクの責任が伴うため、プロ意識を身につける良い場でもあります。
企業によってはインターンからそのまま就職につながる場合もあり、将来のキャリアにも大いに役立ちます。
システム・アプリ開発
自分でシステムやアプリを開発することも実績作りに有効です。
自分のアイデアを形にすることで、創造力や技術力を鍛えることができるだけでなく、完成した作品はポートフォリオとして他者にアピールする際にも役立ちます。
例えば、Webサイトやスマホアプリ、データ管理システムなど、自分が関心のあるテーマで作成すると学習意欲も高まり、楽しく実力を磨けます。
公開したアプリがユーザーに使用されると、さらに信頼性の高い実績となります。
資格取得
資格取得は、習得したスキルを客観的に証明する方法のひとつです。
例えば、「基本情報技術者」や「ITパスポート」はIT分野での基礎知識を証明できるため、未経験者の段階から挑戦しやすい資格です。
また、「Python 3エンジニア認定基礎試験」や「Javaプログラミング検定」など、言語に特化した資格も人気です。
資格は就職時にアピールポイントになるだけでなく、学習に対して目標を持つことで、効率的なスキル向上にもつながります。
まとめ
目標を設定して学び続ける
プログラミングスクールやオンラインコースを活用して、専門知識を効率的に学び、資格取得に挑戦することで、スキルを証明することができます。
実践経験を積んでスキルアップ
クラウドソーシングやインターン、システム開発を通じて、実務経験を積みましょう
。これらはポートフォリオ作成にも繋がり、就職活動に役立ちます。
自分のキャリアをデザインしよう
早い段階からキャリアパスを考え、必要なスキルを身につけることで、将来の目標に向かって着実にステップアップしましょう。
どうも!文系大学からエンジニアとして就職したマックです。